デッドリフトの平均重量と効かせるコツを解説!初心者~上級者別の重量設定の目安も

こんにちは!Amaiです。

デッドリフトは背中から脚にかけて、とても広い範囲を鍛えることのできる種目です。

しかし、正しいフォームを理解していないと、腰のケガにつながりやすい種目でもあります。

 

そこで、この記事では

trainee

デッドリフトの平均重量について知りたい

という方に向けて、広背筋や下半身全体を鍛えることのできるデッドリフトについて、

  • 体重別・経験別の平均重量(10回)
  • 筋肥大のためのコツ・フォーム
  • デッドリフトに使えるおすすめアイテム

をまとめて解説します。

 

 

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デッドリフトとは?

広背筋に効果的な種目

デッドリフトは、主に広背筋を鍛えるトレーニング種目です。

ターゲット部位は次の4つです。

  • 広背筋
  • 脊柱起立筋
  • 大殿筋
  • ハムストリングス

 

デッドリフトの正しいやり方

デッドリフトは次のように行います。

  1. 足を肩幅に開き肩幅より広い手幅でバーベルを持つ。
  2. 胸を張り、肩甲骨を寄せて、脇をしめる。
  3. 太ももの裏を伸ばすイメージでお尻を引き、前傾姿勢をとる。
  4. ハムストリングスを使い、膝までバーベルを上げる。
  5. お尻を前に出しながら、上体を起こしてバーベルを上げる。
  6. お尻を引いて上体を倒し、その後膝を曲げてバーベルを下げる。

 

下記のフォーム解説に詳しく書いていますが、

  • お尻を斜め上に引き、前傾姿勢を作ること
  • バーベルを太ももに沿って、お腹に引き付ける

の2つが特に重要なポイントです。

 

デッドリフトでは、広背筋や大殿筋など複数の筋肉を動かします。

このような種目をコンパウンド種目といい、

  • 広範囲の筋肉を一度に鍛えることができる
  • 高重量を扱えるため効率よく筋肥大できる
  • 多くのエネルギーを消費し、脂肪燃焼効果が大きい

といったメリットがあります。

 

初級者~上級者別 デッドリフト平均重量は?

ここでは、デッドリフトの体重別・年齢別の平均重量をチェックできます。

  • 10回上げる場合の平均重量
  • 体重別の目標重量

 

をまとめていますので、こちらを参考に重量設定をしてみてください。

STRENGTH LEVEL というサイトを用いて、

体重別・経験別の平均重量の計算を行っています!

 

デッドリフトで10回あげる平均重量

ここではデッドリフトを10回あげる重量について、体重別・経験別にまとめています。

トレーニング歴に応じて、自分に適した重量を表で確認してみましょう!

Amai

 

表を用いると、男性に関しては次のように平均重量が分かります。

  • 未経験(体重65kg)→50kg×10回
  • 初心者(体重70kg)→75kg×10回
  • 中級者(体重75kg)→107kg×10回

デッドリフトで10回あげる平均重量:男性

体重(kg)未経験初心者中級者上級者一流
5033497094120
55385677103131
60446286112140
65506993120150
705575100128159
755981107137168
806587113144176
857092120151184
907498126158192
9579104132165200
10083109138171206

 

デッドリフトで10回あげる平均重量:女性

体重(kg)未経験初心者中級者上級者一流
401830476789
452034517195
5023375577100
5526405980105
6028436285110
6530466589114
7032486892118
7534507195122
8036537499126
85385677102129
90405880105133

 

経験値の目安としては、次の参考にしてください。

  • 未経験 → 筋トレ未経験者
  • 初心者 → 筋トレ1年未満
  • 中級者 → 筋トレ1年~3年
  • 上級者 → 筋トレ3年~5年
  • 一流 → 筋トレ5年以上

10RMできる重量はMAX重量の70~80%と言われているため、

STRENGTH LEVEL から引用した数値を計算して載せています。

  

体重別 デッドリフト目標重量

ここでは体重別・経験別にデッドリフトを10回あげる時の、目標重量をまとめています。

Amai

自分が何kgを目指すべきかを表で確認してみましょう!

 

表を用いると、男性に関しては次のように目標重量が分かります。

  • 未経験(体重65kg)→66kg×10回
  • 初心者(体重70kg)→100kg×10回
  • 中級者(体重75kg)→142kg×10回

デッドリフト目標重量:男性

体重(kg)未経験初心者中級者上級者一流
50446593125160
555174103137174
605883114149187
656692124160200
7073100133171212
7579108142182224
8086116151192235
8593123160201245
9099131168211256
95105138176220266
100111145184228275

 

デッドリフト目標重量:女性

体重(kg)未経験初心者中級者上級者一流
4024406289118
4527456895126
50314973102133
55345378107140
60375783113146
65406187118152
70436491123157
75456795127163
80487199132168
855174102136172
905377106140177

 

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広背筋に効かせるフォーム

ここからはデッドリフトできちんと広背筋に効かせるためのフォームを3つ解説していきます。

  1. お尻を斜め上に引き、前傾姿勢を作る
  2. 鏡を見ながら行わない
  3. バーベルを太ももに沿って、お腹に引き付ける

  

お尻を斜め上に引き、前傾姿勢を作る

フォームに慣れていない人は、スタートポジションで背中を丸めてしまうことがあります。

そうすると、腰に大きな負担がかかってしまいとても危険です。

 

なのでお尻を斜め上に引くイメージを持つことで前傾姿勢を取り、自然とバーベル握るようにしましょう。

Amai

太ももの裏が伸び切るまで、お尻を後ろに引いてください。足は腰より広めに開くことで、前傾姿勢を取りやすくなります。

 

太ももの裏が硬い人は、可動域が狭くして行うと良いですが、腰に負担をかけることにつながる可能性が高いです。

デッドリフトを行う前には、必ず太ももの裏をストレッチしましょう。

 

鏡を見ながら行わない

デッドリフトをしている間、鏡を見ながらフォームを確認する人が多いと思います。

しかし、それは首にある頸椎を痛めてしまう原因になるため、重りのない状態で行うべきです。

 

重りをつけて行うときは目線を斜め下にして、上半身を一直線にするようにしましょう。

こうすることで首を守れて、背中にだけ負荷がかかる状態を作れます。

 

腰や首のケガ防止を考えて行いましょう。フォームに慣れていない方は、絶対に重りをつけずに練習をするべきです。

 

バーベルを太ももに沿って、お腹に引き付ける

きちんとお尻が引けていれば、これは問題ないと思います。

逆にこれができていないと、もろに腰に負担がかかってしまいます。

 

背中で引くためには、バーベルを斜め後ろに引く感覚を意識する良いです。

まっすぐ上に引こうとすると、背中を使いづらくなるため、これは意識しましょう。

 

また、特に広背筋を使うには胸を張り肩を落として、脇をしめて引くと良いです。

これらを踏まえて、体の前面にバーをつけながら上げる意識を忘れてはいけません。

Amai

肘を後ろに引くようにして上げるとよりやりやすいと思います!

 

デッドリフト 筋肥大のコツ

ここからは、デッドリフトによって広背筋を筋肥大させるコツ3つ紹介します。

  1. デッドリフトの最適な回数
  2. インターバルを長めにとる
  3. 超回復を促進させる

 

デッドリフトの最適な回数

デッドリフトでは背中、下半身ととても広い範囲の筋肉が使われます。

しっかり効かせるためには高重量×低レップのトレーニングがおすすめです。

筋肥大目的の人は6~10回×3セットで設定するとよいです。

 

初心者の方は、重くしすぎるとフォームが崩れて、ケガの原因になってしまいます。最初のうちは、軽重量×10回にして綺麗なフォームを覚えましょう。

 

インターバルを長めにとる

インターバルを取る時間の目安は次の二つです。

  • 完全に力が入るようになる
  • 息切れから回復する

 

デッドリフトは特にエネルギー消費の多い種目であり、ケガをしやすい種目でもあります。

きちんとインターバルを取って、万全な状態で行うことを強く推奨します。

 

また、筋肥大ではインターバルが1分という話を聞くことがあります。

しかし近年の研究で、「インターバルが短いことにより筋肥大が促進する」という理論は間違っていると判明しました。

 

より多くの刺激を与えた方が筋肥大には効果があります。

そのため、3セット目でも高重量を扱えるように、3分以上のインターバルは取ることをおすすめします。

あわせて読みたい
【ベンチプレス】インターバル時間と筋肥大の関係を解説!

  

超回復を促進させる

効果的に筋肥大させるためには、トレーニングで壊れた筋肉に十分な栄養を供給する必要があります。

特に筋トレ後24~48時間の間、効率的に筋肥大が進むことを「超回復」といいます。

 

一般的に超回復期間には体重×2g以上のタンパク質が必要と言われていますが、普通の食事で摂ることはとても難しいです。

 

有名な高タンパク質食材がこちらになります。

高タンパク質食材
  • 卵(1個)→約6g
  • 鶏ささみ(1本)→約10g
  • 鶏むね肉(1枚)→約50g

よく僕も食べている鶏むね肉でもタンパク質50gなので、体重75kgの僕は一日3枚食べないといけませんね。とても大変です。

 

そんな時、楽に体重×2gのタンパク質をとるためには、プロテインを利用しましょう!

僕も愛用しているマイプロテインでは、一杯で20~25gのタンパク質が取れるため、効率的にタンパク質を補給することができます。

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効果的に鍛えるためのおすすめアイテム

より効果的に鍛えるためのアイテムをご紹介します。

私が実際に使ってみて「良かったと思う点」を正直に書いていますので、ぜひ使用してみてください。

  1. パワーグリップ
  2. パワーベルト
  3. 可変式ダンベル

 

パワーグリップ

超高重量のバーベルでは、正しいフォームの維持が難しくなります。

そこで、デッドリフトではパワーグリップを着用する方が多いです。

 

パワーグリップはバーベルと手首をつなぐアイテムであり、次のようなメリットがあります。

  • 前腕に力を入れなくて良くなり、正しいフォームを維持しやすくなる。
  • グリップで手指が保護されるため、手を痛めずに行うことができる。

使い方が簡単で、値段も安いので絶対に持っておきたいアイテムです!

 

Amai

デッドリフトやベントオーバーローに必須のアイテムです。ターゲット部位への刺激に集中することができます!

 

パワーベルト

パワーベルトは腰に巻いて使うアイテムで、次のようなメリットがあります。

  • 腹圧を上げて力を出しやすくする。
  • 体幹を安定させることで、腰への負担を減らす。

  

高重量を扱いたい人におすすめです。

これを装着すると呼吸をコントロールしやすくなり、圧倒的に力が入りやすくなります。

Amai

私はベンチプレスやデッドリフトをするとき、服の下に装着しています!

 

可変式ダンベル

筋トレと言えば、やはりダンベルですよね。

家にダンベルがあると、ジムに行かなくても広背筋をトレーニングできます。

 

Amai

この可変式ダンベルは、バーベルに変形させることもできます!

これ1つあるだけで、複数の重さでトレーニングでき、バーベル種目も行うことができます!

ホームジムを作りたい方は、ぜひ購入を検討してみてください。

 

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デッドリフトの平均重量:まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

デッドリフトの平均重量
  • 初心者(体重70kg)の場合、10回の平均重量75kg
  • 初心者(体重70kg)の場合、10回の目標重量100kg
  • 脇を閉め胸を張ることで重量アップにつながる。

 

この記事を最後まで読んでくださった方は、自分に適した重量が分かったと思います。

デッドリフトをすることで、全身を効率的に鍛え上げましょう!

 

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